「横綱」の称号と「住吉大社」の深い関わり
2025.09.09

こんにちは、THE SUMO HALL 日楽座 OSAKAです!
今回は、相撲の最高位「横綱」と、関西を代表する古社「住吉大社」の深いつながりについてご紹介します。
大相撲大阪場所と住吉大社のつながり
毎年3月に開催される大相撲大阪場所。その開催地・なんばから電車で約15分の場所にある「住吉大社」は、関西を代表する古社のひとつです。大阪場所期間中、立浪部屋の宿舎や朝稽古の場所としても使われており、初日前には力士たちによる神聖な儀式が行われます。
力士たちは神前でお祓いを受け、お神楽を奉納。横綱は玉串を捧げ、さらにしめ縄を第一本宮の神木・クスノキへ奉納します。相撲の始まりを告げる厳かな行事です。

「横綱」という称号の由来
この住吉大社は、「横綱」発祥の地としても知られています。
諸説ありますが、嵯峨天皇(在位:810~824年)の時代、奉納相撲で活躍した力士・ハジカミが、神木に巻かれていたしめ縄を自らの腰に巻きつけたことが「横綱」の始まりと伝わっています。
以来、横綱は神聖な存在とされ、力士の最高位を示す称号となりました。

現代に受け継がれる奉納行事
今日でも大阪場所直前には横綱が住吉大社を訪れ、奉納の儀式を行います。来年も2名の横綱が訪れる予定で、相撲の歴史と伝統を間近に感じられる貴重な機会となるでしょう。
大阪観光の際は、パワースポットとしても人気の住吉大社にぜひ立ち寄ってみてください!

日楽座で楽しむ「相撲体験」
THE SUMO HALL 日楽座 OSAKAでは、2026年3月8日~22日の大阪場所開催期間中、お昼に稽古を体験できる「Sumo Workshop Experience」を実施予定です。(※変更の場合あり)
元大相撲力士が直接指導する、土俵ステージ上での稽古体験を通じて、相撲の歴史やルールを楽しく学べます。
観戦予定の方もテレビ観戦派の方も、この体験を通じて相撲の魅力をより深く味わえるはず。ぜひお越しください!
