【豆知識】七夕と相撲の知られざる関係とは?日本の伝統行事を知ろう!
2025.06.25

こんにちは!THE SUMO HALL 日楽座 OSAKAです。
もうすぐ7月7日、日本の伝統行事「七夕(たなばた)」がやってきます。
今回のブログでは、そんな七夕の文化背景を簡単にご紹介したあと、相撲と星と七夕のちょっと意外な関係についてご紹介します。実は、七夕と相撲にはある共通点があるんです。
日本の七夕ってどんな行事?
七夕は、日本で古くから親しまれている夏の伝統行事。
織姫と彦星という2つの星(こと座のベガとわし座のアルタイル)が、1年に1度だけ天の川を渡って出会えるというロマンチックな伝説に由来しています。
この日は、カラフルな短冊に願いごとを書いて、笹に飾るのが日本の定番スタイル。最近では、神社や観光施設、学校などでも短冊コーナーが設けられ、7月7日になると綺麗な光景が日本全国にみられます。

相撲の世界にも「星」がある?実はこんな共通点が!
力士たちの勝敗は、「白星(勝ち)」「黒星(負け)」という言葉で記録されます。これらの表現は、星を「運命」や「運勢」の象徴とする日本古来の考え方に由来しているとも言われています。(※諸説あり)
つまり、相撲の取組とは、自分の「星」をつかみにいく戦いでもあるのです。

七夕は、相撲のはじまりの日?
七夕は、願いごとをする日本の伝統行事として知られていますが、実は相撲と深いつながりがある日でもあります。
昔の日本では、7月7日に「相撲節(すまいのせち)」という行事がありました。これは、その年の豊作を願って相撲を取る宮中の伝統行事です。また、日本で最初の相撲とされる、「野見宿祢(のみのすくね)」と「當麻蹶速(たいまのけはや)」の勝負も、7月7日に行われたと伝えられています。
つまり七夕は、星に願いをかける日であると同時に、相撲の歴史を思い出す日でもあるのです。

七夕と相撲。どちらも「祈り」の心が息づく文化。
織姫と彦星の再会を願う七夕は、人々の想いを「星」に託す行事。
一方、相撲の世界では、取組前に塩をまいて土俵を清め、神前で礼を尽くすなど、神聖な儀式や祈りの所作が大切にされています。
一見まったく異なるように見える七夕と相撲ですが、どちらも目に見えない存在への敬意や祈りの心が根づいています。それは、日本文化に共通する、自然や運命と向き合う姿勢とも言えるでしょう。

七夕をテーマにした企画を実施予定!
THE SUMO HALL 日楽座OSAKAでは、館内に笹飾りと短冊ブースを設置し、七夕気分を盛り上げる演出を実施予定です。出演力士たちがそれぞれの願いごとを書いた短冊も公開するかも。。。!?
日本文化を体験しにぜひTHE SUMO HALL 日楽座 OSAKAへ!
【七夕特別体験期間:7月2日(水)~7月14日(月)予定】