こんにちは、THE SUMO HALL 日楽座 OSAKAです！

今回は、よく質問にあがる「まわし」にまつわる豆知識をご紹介します。相撲ならではの独特の装いには、実は深い歴史と理由があるんです！

まわしは“最古級”のスポーツウェア

相撲は、1500年以上前の神事がルーツとされる、非常に古い文化。

まわしもその時代から形がほとんど変わっておらず、まさに日本最古級のスポーツウェアといえる存在です。

素材には「綿」と「絹」がある

力士が普段の稽古で使うまわしは丈夫な綿製。
一方、本場所や晴れの舞台で締めるまわしは絹製で、鮮やかな色と光沢が特徴です。

絹のまわしは高価で、なんと数十万円〜100万円超のものもあります。

なぜ“軽装”なのか？

「どうして力士はまわしだけなの？」そんな疑問には、相撲の精神と実用性が深く関わっています。

• 公平な勝負にするため
  衣服が多いと技の有利不利が出てしまうため、最小限の装備にすることで力と技の勝負が純粋に現れるようになっています。
• 反則やケガを防ぐため
  衣服がつかまれたり、絡んだりすると危険が増えるため軽装が最適。まわしは丈夫な一枚布なので安全性が高いのも特徴です。
• 「武器を隠していない」という潔さ
  相撲が神事として行われていた時代の名残で、“潔白で堂々とした姿”を表す意味も持っています。

まわしの色にもゲン担ぎが！

力士のまわしの色には個性があり、「勝負運が上がる色」「気合の入る色」を選ぶ人もいます。まわしの色から力士の性格を想像してみるのも、観戦の楽しみのひとつです。

まとめ：まわしは相撲の“本質”

シンプルな装いですが、そこには古来から続く「相撲の精神」がしっかりと込められています。

THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA にお越しの際は、ぜひ力士のまわしや所作にも注目してみてくださいね！